新生児のお世話で困るのが夜泣き。昼夜の区別ができるのが生後四ヶ月頃と言われていますので、産まれてすぐの赤ちゃんは昼も夜も時間に関係なく泣いてしまうのはしょうがないことなのです。
一時間半から二時間ごとにお腹がすいて、「ふぇー」と起きますので、その度に授乳して、お腹を満たしてあげることが必要になります。夜間の頻回授乳が、どうしても寝不足でつらいというお母さんは、母乳よりミルクのほうが消化に時間がかかり、腹持ちがいいので、夜間だけでもミルクにするとか、寝ながら授乳できる添い乳をするなど工夫をしましょう。
添い乳には、癖になるなど否定的な意見もありますが、お母さんが体力的に楽だとか、赤ちゃんとのスキンシップの面で肯定的な考え方もあります。メリットとデメリットを知った上で選ばれるとよいかと思います。
授乳して、お腹が落ち着くと、夜泣きは収まり、自然と眠りにつく赤ちゃんが多いですが、なかなか寝付けず泣き入る赤ちゃんもいます。この場合には泣いている状態から一度抜け出す必要があり、お風呂や抱っこでゆらゆらしたり、メリーや音の出るおもちゃで気分転換させてあげるといいですよ。
またおしゃぶりや赤ちゃんが安心する音楽などぐずり対策のアイテムを利用するのもいいですね。
一番は、新生児時期にはお母さんが赤ちゃんと同じリズムで、穏やかに過ごすことです。家事など他のことはできるだけせず、ゆったりと生活しましょう。夜に泣かれても、赤ちゃんにしゃべりかけるなどして上手に気持ちをコントロールすることも大切です。
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