新生児目やに原因と改善方法

新生児の寝起き時に目やにがべっとりで、目の病気ではないかと心配する方もいらっしゃいます。

新生児の目やにはよくあることで、基本的には心配がいりません。しかしそこに思わぬ病気が潜んでいることも事実ですので、目ヤニの状態をチェックして、経過観察か病院で受診するか決めましょう。

こちらでは目ヤニの原因とその改善方法について、ご紹介します。

まず、目やには目から出る分泌物に空気中のホコリや老廃物などが絡み合い、生じます。寝起きによく溜まりやすいのは、睡眠中に目に滞ってしまったためで、日中は涙で流れてしまうので、あまり気にならないのが普通です。

逆に、日中に目やにが多い、目やにが黄色っぽかったり、緑がかっていて膿のような感じが見られたら、風邪、結膜炎、逆さまつげ、鼻涙管閉塞などが原因であることが疑われますので、病院で看てもらう必要があります。

病気でない目ヤニの改善方法は、清潔なガーゼや、ぬるま湯で濡らしたタオルでこまめに拭いてあげましょう。清潔にすることで、自然と症状は治まってきます。

そして室内の空気も換気をしたり、掃除をするなどして、綺麗な空気にしておきましょう。乾燥すると埃っぽくなってしまうので、加湿することも大切です。目やには環境要因に起因することが多いので、原因である物質を取り除いてあげることが大切です。

清潔と室内環境の改善、病気が疑われる場合には受診。この三点を押さえておき、適切な目やに対策をしましょう。