新生児のゲップ出し方・コツ

「授乳後にはげっぷをさせてあげしましょう」と、産院での指導で教わりますが、げっぷをさせるのって結構難しかったりしますよね。

こちらではそんな悩めるママ・パパを助けるため、げっぷの出し方とコツについてご紹介します。

まず産院で教わるであろう基本的なやり方からご説明します。赤ちゃんの首を支えて、あごをママの肩に乗せて安定させます。次に赤ちゃんのお腹をママの胸から肩のあたりに密着させ、赤ちゃんを立て抱っこにしてから背中を優しくトントンと叩きます。

通常はそれでげっぷが出るのですが、それでも出ない場合は、次の方法を試してみましょう。

それは赤ちゃんを前かがみにしてげっぷをさせる方法です。大人の腕に赤ちゃんを正面からもたれかけさせて、上半身が前のめりになる姿勢にさせます。この体勢でゲップを出します。

垂直の姿勢より前屈の姿勢のほうが、ゲップしやすい赤ちゃんもいますので、どちらがよいか試してみましょう。

どちらの方法でもうまくいかない場合は、もしかしたらあまり空気を吸っていなくて、げっぷしなくても大丈夫だからかもしれません。無理にさせようと必死になっても、出ないときは出ないので、1、2回トライしてみて、ダメなら諦めましょう。

また、授乳後すぐにげっぷをさせようとすると、飲んだお乳を吐く確率が高くなります。授乳後10分寝させて、落ち着いてから行いましょう。その間に赤ちゃんが寝てしまったら、無理に起こしてまでしなくていいと思います。あまり頑なにならず、赤ちゃんの様子を伺いながらしてあげましょうね。