あたりまえですが、産まれて間もない新生児は話せません。病気になっても苦しいや痛いが言えないので、お母さんが気づいてあげる必要があります。
赤ちゃんの体調の具合を知る指針となるものに「熱」があります。では何度以上だと受診の必要が出てくるのでしょうか。
赤ちゃんの平熱は37.0度前後で大人の平熱より高いです。そのため赤ちゃんの場合、体温が37.5度で発熱、38.0度で高熱と判断されます。新生児は熱に関して、とくに敏感になる必要があるので、高熱になったら速やかに病院に連絡してください。
また赤ちゃんの場合、室温や衣服による環境温度の影響が大きいので体温が37.5度あり、暑そうにしているなと感じたら、室温を低くしたり、肌着を一枚少なくするなどして放熱してあげると、平熱に落ち着いたりすることもあります。
また高い熱よりも厄介なのが、体温が36.5℃未満になる低体温です。こちらもエアコンなどによる環境が要因となって引き起こされる場合が多いので、室温の調節、衣服やおくるみ、布団の調節で温かくしてあげましょう。低体温が深刻になると様々な疾患に繋がるので注意が必要です。環境を改善しても体温の回復が見られない場合、何らかの病気が潜んでいる可能性がありますので、医者にかかりましょう。
病院の受診の目安は、熱がそこまで高かったり、低かったりしなくても、ぐったりしている、不機嫌、おっぱいやミルクの飲みが悪い、吐くなど、いつもと様子が違うなと感じたら、病院に連絡して対応してください。
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