結婚式に招待されたのはいいものの、何から揃えればいいかわからない。そういった方のために結婚式に出席する際、必要な小物は何か、またどんなものがふさわしいか男女別にご紹介します。
はじめに男女ともに共通する部分として、結婚式に必要なご祝儀ですが、こちらは慶事用の袱紗に包んで行き、受付の前でふくさから出し、渡すことがマナーです。
女性の小物はバッグの中に財布、ハンカチ、ポーチを入れ、靴、タイツ、ショールまたはボレロ、必要があればサブバッグ、和服の場合は靴の代わりに草履ですね。ここで気をつけるべきポイントとしてはバッグはヴィトンのモノグラムなどブランドロゴを全面に出したものはよくありません。華やかで控え目なパーティーバッグにしましょう。靴はヒールのあるパンプスが基本です。オープントゥのものは「妻が先に出る」といってふさわしくないとされていますが、最近は流行のデザインのため当たり前に履かれていて、周りの目も気にならなくなってきています。ショールやボレロはファーのものが出回っていますが、しきたりとしてはご法度です。どうしてもという場合は神聖な挙式では外すようにしましょう。
次に男性の小物ですが、男性の場合、カバンは持たず、財布をそのままポケットにしまうという方がほとんどです。このときポケットから半分くらいはみ出している長財布がヴィヴィアンのロゴ丸出しだったら、どう思いますか？あまりいい印象は受けませんよね。ベルトも同じです。ブランドロゴのアルファベットがそのままバックルになっているようなベルトよりスタンダードな四角いバックルに小さなブランドロゴが入ったベルトのほうがふさわしいです。カバンを持つのであればビジネスバッグだと逆に失礼にあたります。フォーマル用のブランドバッグがふさわしいです。その他、ネクタイは白が基本的ですが、華やかで光沢があるものであれば問題はありません。ネクタイに合わせて胸ポケットにチーフを入れると、ぐっとオシャレになります。腕時計はあまり豪華なものを見せびらかすのも周りの方が気になると思うので、目立つ時計を身につけていくのであれば、袖口に少し被るようにし、見せつけないような配慮をしましょう。おしゃれで帽子をかぶっている方を時々見かけますが、マナーとしては屋内では脱いでおきましょう。靴下は一般的なのは黒ですが、差し色を持ってくるのも素敵だと思います。