結婚式の日取りの決め方

結婚式の日取りを自分たち二人だけの都合で決めていませんか?もしそうであれば、ちょっと待ってください。結婚式は色々なゲストに出席してもらいます。ゲストが快く参加してもらえるような日取りにすることもおもてなしであることを忘れないでください。

日取りで気をつけるポイントのひとつは六曜。だんだん意識が薄れてきているとはいえ、気にされる方はまだまだいらっしゃいます。特にご年配の方は多くいますのでゲストに呼ぶのであれば気をつけておきましょう。

六曜で結婚式にふさわしい日は大安と友引、先勝の午前、先負の午後です。逆に仏滅、先勝の午後、先負けの午前はあまりふさわしくないようです。

また偶数は割り切れるので結婚式ではよくないとされ、奇数日が選ばれる傾向にあります。その他、真夏や真冬は避けられる事が多かく、もちろんですが選ばれるのは土日祝と一般的なお休みに合わせた日にちです。

しかし、結婚式にふさわしい日というのは人気があります。そればかりにこだわっていれば、式場の予約が取れないこともあるでしょう。

そこで、好まれない仏滅や平日は安い見積りにしてもらえたり、寒い時期や暑い時期などは安い時期として売り出していたりします。また偶数日についても例えば水引は婚礼時には10本の水引を使ったり(五本指の手を重ねるイメージから)、二はペア、八は末広がりをイメージして縁起のいい日と考えられたりもしているようです。偶数日も考えようによっては良い日もあるということですね。

日本古来よりしきたりとされる部分はまだ残っていますが、気にされない方や新しい考え方があるのも事実です。お互いのご両親も含め、両家で相談し、ふさわしい日取りを選んでいただけることをお祈りしています。