お食い初めは赤ちゃんの成長における大切な行事のひとつですね。では、お食い初めの服装について決まりはあるのでしょうか。
あまり知られてはいませんが、お食い初めには「お色直し式」という儀式を行う地域があります。白い産着の赤ちゃんを、その産着から色つきの小袖の着物に着せ替える儀式です。
小袖はお宮参りや節句のお祝い事でも着ることができるので、用意しておくと便利です。小袖を着てお食い初めをすると、さらに本格的になることでしょう。
着物を着せたいけど、着せ方が難しいという方には、着物風のロンパースをおすすめします。
最近では、洋服でお祝いをするご家庭も増えています。洋服だと色付きのベビー服に着せ替えます。男の子であればベビータキシード、女の子であればベビードレスが人気です。大事な洋服を汚すと大変ですので、スタイやエプロンも忘れずに。
親の服装は、ジャケットありのフォーマルな衣装がおすすめです。自宅で行う場合はラフな普段着のこともありますが、記念撮影のときだけでも、しっかりした服装にされると、子供が大きくなって写真を見返したときに、「ちゃんとお祝い事をしてくれたのだな」と感動してくれると思います。
お食い初めは、伝統のある行事ですので、赤ちゃんの服装も、親の服装も、きちんとした衣装で行いたいですね。こちらでご紹介した内容を参考に、お食い初めにふさわしい装いで、思い出に残る一日にして下さい。