運動会に適したお弁当とは

運動会といえば、お弁当ですよね。一部の保育園や幼稚園は午前中だけで早く終わり、お弁当は必要なかったりしますが、大抵はお昼を挟むので必要になります。

メニューを決めるところから始まり、前日からの下ごしらえや準備、当日の朝も早起きをして、お弁当を作るのはもはや運動会の風物詩ですよね。そんなお弁当作りが少しでも楽になるように、色々なアイデアや情報をお伝え致します。

お弁当の定番のおかずといえば唐揚げ、卵焼き、ウインナーでしょうか。おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に食べる場合は筑前煮などの煮物やごぼうのきんぴらなどの和食が好まれそうです。ご飯ものの定番はおにぎり。その他にもちらし寿司や巻き寿司、海苔巻き、いなり寿司なども特別感があり、いいですね。一見地味になりがちないなり寿司もクマさんに見たててキャラ弁にしたり、包み口を上に向けて、その上に錦糸卵や桜でんぶで飾り付けをしたりすると豪華になりますよ。

その他にも子供が好きなメニューのランキングでは、エビフライやミートボール、サンドイッチなどがあります。サンドイッチはロールパンでホットドッグや焼きそばパン風にしても楽しいですし、色々な具を巻いてロールサンドにすればかわいいですね。最近ではサラダや具材をたくさん詰めた「沼サン」も流行っています。お弁当は野菜が不足してしまいがちですし、添えられてあったとしても食べづらいですが、サンドイッチならポテトサラダサンドや付け合わせのピクルスで野菜不足も解消ですね。ちなみにピクルスは酢の力でお弁当を腐りにくくしてくれます。運動会シーズンは気温も高くなりがちで腐敗が心配なので、嬉しい効果ですね。作り置きが可能なので、運動会直前に作らなくていいところも魅力的です。

デザートは秋だとぶどうや梨、春だとイチゴやりんごなどの旬の果物が定番ですが、ひとつずつカップに入ったフルーツゼリーやプリンも食べやすく、ちょっと手がかかっていて、嬉しく感じますね。デザート類は水や飲み物のペットボトルなどを冷やしてあるクーラーボックスがあれば、そこに入れておくとひんやりとして美味しく食べられます。

そして意外に悩んでしまうのが、行楽弁当の詰め方。重箱に盛り付けるのがどうしても無理という方もいると思います。何も重箱じゃなくてもいいのです。一人一人ランチボックスに詰めて幕の内風にしたり、パンはバスケットに入れてラフな感じにしたり、おかずを単品ごとお弁当箱に入れて総菜屋風にしたり。簡単にできる盛り付けはたくさんあります。クックパッドなどを参考にして、レシピや作り方、盛り付けのアイデアを盗んでください。

最近では働くママで忙しい方もますし、妊娠中や出産後などでお弁当が作れない方もたくさんいます。そんな方はケータリングを頼んだり、弁当屋に宅配弁当を頼んだりすることも増えています。昔から考えればあり得ないことかもしれませんが、女性の社会進出や核家族化が拡がる現在では、当たり前のことなのかもしれませんね。

運動会にふさわしいお弁当というのは各家庭の事情や参加する人の数や関係、子供の好きなメニューによって変わってくると思います。一番は家族そろって「美味しいね」と言いながら食べられること。無理をしない程度にお弁当作りを頑張ってください。お弁当が完成した際には、記念写真を撮っておくことも忘れずに。