学校行事のひとつ、運動会の季節といえば何月でしょうか。北海道や東北では体育の日まで待つと気温も低くなり、また天候が悪く、雨の日が多いので、5月や6月に行われます。沖縄では逆に11月も運動会シーズンに入ってくるようです。そんな一部の地域を除き、一般的に9月や10月の秋が運動会シーズンと言われてきました。しかし、最近では学校行事の分散化や熱中症対策が理由で春に行う学校が増えてきました。
秋の学校行事は合唱コンクールや遠足など行事は盛りだくさんですし、熱中症についても、秋が開催日だとすると練習が始まるのが7月から8月の夏真っ盛りの暑い時期。症状が出る可能性は十分にあります。体調を考えたうえでの対策ならば仕方ないですね。このように、運営側の事情と子供の健康のことを考慮して運動会の日程は決められます。
日程が決まれば小学校、中学校であれば学年だよりや学級通信、クラスだよりで知らせてくれるところが多く、幼稚園や保育園では広報誌での予定表や園内掲示板の壁面にチラシが貼られていることが多くあります。保育園など、生徒が少ない場合は、渡されたプログラムカードに記載されているところも。お知らせには開催日、曜日、時間帯が何時から何時までとあり、当日のスケジュール万が一、台風やその他のやむ終えない事情で延期となった場合、いつまで順延かまたは中止となるかも決められています。開催日程が休日の場合は、代休として平日が振替休日となり、その予定も記載があります。
冒頭に秋から春へと運動会時期を移行すると書きましたが、現在は行う時期は春と秋、半々ぐらいです。秋だと秋晴れで快晴の日が望ましいですね。春でも5月ならお天気の青空の下、元気に走り回ってもらいたいです。6月の場合は梅雨に入ってくる時期なので、天気予報チェックは欠かせないですね。晴天になるように子どもたちとてるてるぼうずを作って本番に臨みましょう。