節分の場所(神社やお寺・学校など)

いろいろな節分

日本各地のいろいろな場所では節分会や節分祭などが行われています。たとえば京都では節分に北東の吉田神社、南東の伏見稲荷大社(または八坂神社)、南西の壬生寺、北西の北野天満宮にお参りをする四方参り(よもまいり)が有名です。

京都以外にも鎌倉市の鶴岡八幡宮の節分祭、東京都大田区の池上本門寺の節分追儺式、さいたま市の武蔵一宮氷川神社節分祭・豆撒式などが人気です。

子供たちと節分

本来厄除けを目的にする節分ですが、子供たちにとっては豆を撒いて鬼を退治するちょっと変わったイベントとして楽しむことが多いです。保育園や幼稚園では鬼のまとあてゲームや節分の劇などを楽しんでいます。締めくくりはやはり鬼を追い払う豆まき。子供たちは怖がりながらもしっかりと豆をまき、その後は年の数だけひとつ多い福豆を食べます。

小学校では地域によって豆まきをするところとしないところがありますが、給食が出る学校については恵方巻き(太巻き寿司)が出ることが多いです。福豆については子袋に包装されたものが配られることが一般的となっています。

この他にもいろいろな場所で節分イベントが開催されています。東京タワーでは出張僧侶による厄払い、そして豆まきが行われています。ホテルなどでも節分の日は限定のランチメニューや恵方巻きを模したロールケーキなどが提供されたり、ショッピングモールではあちこちで鬼の装飾を見かけることになるでしょう。節分は日本の伝統。やはりお寺や神社、教育機関などではその文化を守るべく長年受け継がれています。