お宮参りどこで?神社等場所

お宮参りはかつては産まれた土地の氏神様に赤ちゃんの氏子入りのお願いをする儀式でした。そのためどこで行うかというと氏神様が祀ってある神社が正式な形式です。しかし、最近では古来の意味も薄れてきて、産土の神社でなければならないと考える方も少なくなってきています。

実家が遠いところにあり、里帰り出産された方は、お宮参りの際に遠出しなくていいように近くの神社にしたり、安産祈願をされた方はお礼回りもかねて同じ神社にしたり、神社の選び方は多種多様です。

またお寺でもお宮参り(初参り)を行っています。「お宮参り」は、神社の「お宮」ですから、お寺の場合は「初参り」といいます。神社だけでなくお寺も場所選びの候補にいれるとよいかもしれません。

場所が決まれば、あとは日にちです。六輝に振り回されている方も多いのではないでしょうか。例えば皆の予定が合うのが「先負」で午後にいかなければならないが、午後は肝心の赤ちゃんがぐずり出すかも…といった具合です。肝心なのは赤ちゃんの機嫌がいいことです。お日柄のよいときに行いたいという親心は痛いほど承知したうえで、六輝(六曜)にあまり縛られず、赤ちゃんのコンディションなども加味したうえで日にちを決めることをお勧めします。

お宮参りの場所と日にちが決まったら、祈祷をしてもらう場合はあらかじめ電話で予約しておく必要があります。予約をしたら準備は完璧です。あとは当日皆で揃って神社に行きましょう。