七五三の服装(女の子・娘)

七五三は子どもの成長を祝う大きなイベントです。衣装は和服と洋服の二通りあり、洋服の場合はドレスやワンピースにボレロで足元は靴に靴下などが一般的です。和服の場合、年齢ごとにふさわしい服装があり、三歳のときは帯を結ばず、羽織の代わりとして袖無しの朱色の「被布(ひふ)」を着用します。 七歳のときは四つ身と呼ばれる振袖に帯をします。これは、それぞれの儀式が髪を伸ばしはじめる儀式、女児が始めて帯を使って着物を着る儀式とされていたことに由来します。また、着物だけでなく、袴も動きやすいという理由で選ばれることがあるそうです。

その他、草履またはぽっくり下駄、バッグ、足袋、帯締め、帯揚げ、扇子、腰紐などの小物が必要になります。貸衣装屋では上記のフルセットをレンタルしているところもありますので、全て揃えるのが難しい方は便利なサービスを上手に利用されるとよいでしょう。また着物は、正絹かポリエステルか素材によって値段も大きく変わってくるようです。ライフスタイルや予算に合わせて選ぶとよいでしょう。

衣装が整ったら、ヘアセットとお化粧をしてあげるといいでしょう。洋装の場合はダウンスタイルにお花のブーケの髪飾りなどをつけるだけでも可愛いですよね。髪飾りを手作りにするとオリジナル感も出せますし、娘の為に思いを込めたことで特別な記念にもなりますね。和装の場合はアップスタイルにした頭につまみかんざしや簪(びらかん)をつけると七五三っぽいヘアスタイルになります。また普段しないような日本髪もいいと思います。ボブなど髪が短い場合にも付け毛やウィッグで日本髪にすることは可能のようですので、ご自分で出来ない場合は美容院へ赴き、ヘアメイクさんと相談してできるのであればしてみてはいかがでしょうか。