卒業式の母親(ママ)の服装

定番ファッションは印象Good!

悩んでしまうのがやはりママファッション。特に保護者同士が顔見知りになりやすい小学校や中学校では、周りから浮かないということが最重要です。母親はおしゃれすぎても、地味すぎてもNGです。周りとのバランスを考えて衣装を選ぶのが無難です。

それが、高校まで進むと広い地域から学校に通うことになり、それまでの小学校や中学校に比べ、そこまで母親同士のつながりは強くありませんが、やはり、派手すぎるのは厳禁となります。どんな服装がいいのか迷うときは、落ち着いたデザインのレディーススーツやワンピースなど、いわゆる定番スタイルが一番安心でしょう。

全身黒は非常識?見落としがちなドレスルール

卒業式はフォーマルな場ですから、身だしなみを整えるのは常識とされています。ただし、ブラックフォーマル(喪服)や黒いストッキング、一連のパールネックレスに黒いバッグ、黒いパンプスと全身真っ黒でコーディネートしてしまうのは要注意です。お祝い後の場でお葬式を連想させてしまうようなスタイルはマナー違反となるためです。

礼服しかちょうどいいものがないというときは、コサージュをつけたりアクセサリーで華やかさをプラスしてください。リクルートスーツやパンツスーツについても、スカーフやブローチなどを工夫して使えばかっちりし過ぎません。

レンタルでもOK!

手元にいい洋服がないという場合はレンタルでも問題ありませんが、卒業式シーズンにもなるとブラウス、ジャケット、スカートの3点セットやセットアップなどが販売されるようになります。価格も1万円前後を中心にもっとお手ごろなものもラインアップされているのでこういったものを手元に揃えておくと今後も重宝します。色合いはグレーやベージュなどがおすすめですね。予算が限られている方はその後の入学式にも使えるようなデザインを選んでみてはいかがでしょうか。

大学の卒業式の場合、母親は参加しないという家庭が少なくありません。その理由として、娘や息子の立場からすると大学生までになって、お母さんがついてくるというのは恥ずかしいと感じるという声がある一方、親孝行したいので来て欲しいという声もあります。招待された場合は、お子さんといっしょにどんな服装がいいか相談してみてもいいですね!