卒園式の内容・流れについて

初めての卒園式、どんな流れ?

まずは卒園する園児たちが会場へと入場してきます。子供達は少し緊張した顔で背筋を伸ばし整列していきます。中には恥ずかしそうに少しうつむきながら、またお母さんやお父さんを見つけるとにこっと微笑み手を振ってくれる子もいます。

卒園式の内容については卒園証書の授与、園長先生からの祝辞、PTA会長(父母会会長)からの挨拶を基本に、卒園する子供達からの卒園の言葉や歌、そして在園している子供達からもお祝いの言葉や歌などが送られます。最後は卒園児の退場を見送り終わりとなるのが一般的です。

卒園式の後は?

式典が終わった後は式場に子供達がもう一度戻って写真撮影をする場が設けられることもあります。園によっては教室に集まり先生や保護者を含め集団で写真を撮ることもあります。茶話会では簡単なおやつやパックのジュースなどが用意され、子供達との最後の交流を楽しみます。

PTAの役員になっていた方などは謝恩会に参加することもあるでしょう。すべての保護者が参加するのかどうか、保護者会役員だけの集まりになるのかどうかは通っている園によって違いがあります。

お子さんにとっては初めての集団生活になりました。そしてお父さんやお母さんにとっても初めて他の保護者達との交流が求められたのが幼稚園や保育園です。卒園式は新しい世界へと踏み出す一歩を祝う大切な式典。初めてですと何かと緊張してしまうものですから、ざっくりとした流れを頭に入れておけば余裕を持って子供達の成長を感じることができるはずですよ。