ペットは生き物なので、病気になることももちろんあります。動物はグルーミングといって、病気を未然に防ぐ行動をとりますが、それでも病気にかかります。それから人間に二次感染する場合もあります。二次感染はげっ歯類などを飼っている場合には要注意です。また二次感染でなくともペットが原因で病気になることもあります。これからペットにまつわる病気とその対策について相談にのりたいと思います。
まずペットの病気の対策としてあらかじめワクチンを予防接種し、予防しておく方法があります。犬の場合、法律で決められているものがあり、注射をしたらその旨を保健所に届け出ます。その他にも様々なワクチンがあるので、病気になる前に先手をうっておきましょう。
またワクチンでは防げない病気ももちろんあります。犬のガンや心臓病などです。人間と同じで生活習慣も要因となりますので、体重計で体重管理をし、ダイエットをしたり、歯周病予防にデンタルケアをしたり、免疫力アップのためにプロポリスなどの健康食品を摂取したり、寒さ対策などをして健康管理をすることが予防に繋がります。こまめに検査に行くことも大切ですね。例えば、いつもは鳴かない猫が鳴き出したりしたら頭痛がしている場合だってあります。その他にも嗅覚の鋭い犬が匂いに鈍感になっていたり、いつもと違う様子であれば病院代を気にせず、看てもらうべきです。病気になってしまうと、酸素室での在宅酸素吸入が必要となる場合があります。こうなると治療代もかさみますし、ペットが病気で苦しんでいると、仕事に行くのさえも気が気でないですよね。気になることがあったら気軽に相談できるお医者さんがいることや電話相談できる保険に入っておくことも大切です。ランキング上位の保険には獣医師の電話相談が受けられるものもあるので調べてみてください。またペットの状態が緊急を要する場合はペット専用の救急車がある病院があります。もしもの時の為に、事前にリサーチしておくとよいでしょう。
つぎにノミ、ダニについてです。犬や猫はノミやダニの大好物。毛の下にたくさん潜んでいます。そしてこれらは人間にとってもアレルギーや喘息、頭痛の原因となるので、徹底的に対策しておきたいですね。ノミダニの薬や、ノミ取りシャンプー、ノミ取りの首輪などで駆除できます。くすりは飲み水に溶かすタイプが多く、簡単に飲ませられます。
同じように飲み水に混ぜる薬で虫下しの薬もあります。こちらは犬や猫の体内に生息する回虫などの虫を体外に出す薬でこちらも定期的に飲ませる必要があります。
虫関連でいうと、あと問題なのは蚊とムカデです。外でイヌを飼っている場合は特に注意が必要です。蚊は犬用虫除け用品で、ムカデはムカデ忌避剤で寄せ付けないようにしましょう。また万が一ムカデに噛まれた場合は、病院へ連れていきましょう。人間用の頭痛薬などの誤飲もよく起こります。誤飲したものによって対処は変わりますので、対処方法をすぐに調べられるツールを持っておきましょう。
最後に人間がペットにより病気になる場合です。愛するペットが亡くなったり、行方不明になったとき、ペットロスになる方がいます。ペットロスは心の病気ですので、気分転換になるような何かをご自身で見つけたり、周囲が提案したりすることが必要です。ペットを飼っているとアレルギーを発症することがあります。皮膚に異常が出たり、喘息になったり症状は様々です。この場合は病院で治療を受け、抗アレルギー剤などを服用し、ペットとの暮らし方を考えなければなりません。