最近では、結婚式二次会は会費制が一般的です。披露宴のご祝儀よりも低い金額設定が多いため、金銭的負担も少なく、招待された側にとっては気楽に参加できる一方、主催側にとっては参加費をいくらに設定すればいいのか悩むところでもあります。
まずは、新郎新婦が負担できる金額をおおよそでいいので決めて、参加人数から会費で集まる金額はいくらかを算出します。次に余興などの演出にかける費用や景品予算をいくらにするか、フードやドリンクのプランはどのランクにするかなど、全体にかかる費用を考えて予算を決めましょう。
参考程度にご紹介しますと、新郎新婦からの二次会の持ち出し金額の平均は28万円。出席人数の平均は58人です。会費の平均は男性7000円、女性が6100円です。
しかし、二次会の参加費の金額は年齢や地域によってもばらつきがあります。金額設定をする場合は周囲の相場を参考にしたうえで決めるとベストです。
ちなみに参加費に飲食量の違いを加味して、男女差を設ける場合もあります。実際に会費の平均値でも男女差が見られることが分かります。そのようなかたちをとる場合は、設定金額に差が出すぎないようにするなど配慮して、不公平感を感じさせないよう慎重に設定しましょう。