ピアノ発表会写真

ピアノ発表会写真

子供の習い事で音楽教室の人気は衰えることなく、現在も多くのお父さん、お母さん方に支持されています。そんな音楽教室での一大イベントは、日頃の練習の成果を披露できる音楽の発表会です。曲を披露する本人にとっても、今まで指導してきた教師にとっても、期待と不安や特別な気持ちが湧き上がる一日ですね。

ピアノやエレクトーン、バイオリンなどの様々な演奏楽器の発表会がありますが、一番メジャーなのは「ピアノ」です。幼児から始めることができ、小学生や中学生、大人になっても長く続けられることが魅力のひとつです。

ピアノを習っている生徒には年齢の低い子供が多いため、発表会には、応援の意味を込めて、ご両親をはじめ、親戚、友人らのたくさんの方々が参観します。

そして、例によって本番になると保護者は、息子や娘の頑張っている姿を写真に収めようと必死になります。しかし、厄介なのがこのセルフショット。ピアノの発表会では舞台にスポットライトを当てる為、会場内は照明が落ちていることが多く、シャッターをきると必然的にフラッシュが光ります。

そして加えて、気になるのがシャッター音です。一眼レフなど高性能になればシャッター音は大きくなりますが、子の可愛い姿を撮ろうとして、こういった高性能のカメラを持参する方は少なくありません。

また自分の子の出番だけならまだしも、練習のために、他の子の演奏中もバシバシとる方も結構多いものです。

そんなフラッシュやシャッター音の中では、雰囲気も壊れますし、肝心の演奏の音もかき消されかねません。そこで、観客の方に写真撮影をご遠慮してもらうようにお願いしている講師や先生方も多くいらっしゃいます。

保護者に代わって先生が撮りたいところですが、公演当日はリハーサルに準備にと、大忙しですので、そんな余裕もありません。

しかし、生徒が一生懸命ピアノを弾いている姿を思い出としてカタチに残してあげたい。

そんなおもいから、選ばれているのが出張撮影です。写真撮影をこの出張撮影のみにすることで、フラッシュがあちらこちらで光ることもなく、またシャッター音に関しては、演奏の音に合わせてシャッターをきったり、音がもれないようなカメラ設定にしたりします。経験を積んだプロならではの心配りで、演奏に支障をきたしません。

またソロでの演奏の場合に綺麗に撮れることはもちろん、連弾で顔が隠れがちな場合も、最適なタイミングを捉えることができますし、最後の集合写真も一人一人の顔を鮮明にうつすことができます。

ピアノの発表会は、生徒の成長を感じられる場です。公演当日に緊張している子もいると思いますし、笑顔が眩しい子や自身にあふれた頼もしい姿を見せてくれる子もいると思います。

当たり前ですが、演奏は写りません。しかし、どんな表情で演奏していたか、それが全てを物語っていますね。そんな感動や感激を詰め込んだ記念写真にしましょう。

ピアノの発表会の写真をプロに綺麗に撮ってもらえることを知っておくと保護者の方も、自分でカメラを構えられないことを不満に思わず、安心して演奏に集中できますので、観客に対してあらかじめ案内しておくといいですね。