ファーストバースデーといえば「一升餅」。地域によっては「祝い餅」と呼ぶところもあります。それに加え、選び取りを行うこともあります。でも「一体どのようにするの?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらではそんな一升餅と選び取りについてご紹介します。
まず、一升餅ですが、子どもの健やかな成長を願って、風呂敷に包んだ一升分の餅を背負わせます。このとき大概の赤ちゃんが泣くのですが、それがお決まりですのでご心配なく。
さてそんなファーストバースデーにおける一升餅は餅屋さんや和菓子屋さんで作ってもらえるところがあります。近くにそういったお店がない場合はネット注文か手づくりで対応しましょう。
「手づくりっていっても、杵や臼、餅つき器がない!」という方。それらの餅専用品が無くても大丈夫な作り方をご紹介します。
ひとつ目は、炊飯器とすり鉢、すりこ木で作る作り方です。すり鉢とすりこ木はあらかじめぬるま湯に浸しておき、水分を含ませておきます。こうすることで、後で餅がくっつきにくくなります。
もち米を炊飯器で芯がなくなるまで炊き、すり鉢に入れて、すりこ木で米を潰すように叩きます。米がある程度潰れたら、反対に裏返して、また同じように潰し、たたんだり、裏返したりしながら繰り返して出来上がりです。上新粉で餅を取り、丸めましょう。ひとつに大きくまとめるのが一般的ですが、小さい丸餅をたくさん作ってもよいでしょう。食紅を溶いて、餅に「寿」と書けば完成です。
ふたつ目は、ホームベーカリー(以下HB)を使った方法です。ご自宅にHBをお持ちの方は機能を今一度確認しましょう。餅つき機能がついているHBではありませんか?その機能がついていれば説明書に沿って作成してみてください。
続いて選び取りについてです。こちらは色々なアイテムを並べて、赤ちゃんが取ったものによって将来を占う意味があります。一般的なアイテムは「筆」(芸術家、文才がある)、「そろばん」(商人、計算が得意)、「お金」(富を築く)です。現在はそろばんや筆は家庭にないことが多いので、電卓や鉛筆で代用するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。一升餅と選び取りはファーストバースデーにおける楽しいイベントですので、こちらの記事を参考にぜひ行ってください。